ミニマリストとは?|元汚部屋女性が手に入れたミニマルな暮らしと考え方

ayako

みなさまこんにちは、ゆるミニマリストのayako(@ayako_lifestyle)です!

突然ですが、みなさまはミニマリストってどんなイメージがありますか?

何もない部屋に住んでる人?」「モノクロで同じ服を着ている人?」「貧乏くさい…?

などなど…いろんなイメージを持たれているとは思いますが、どれもあまり好印象ではないかもかもしれませんね。

私も初めはネガティブなイメージを持っていたので、みなさまのお気持ちめっちゃ分かります。

でも結果的に今は「ミニマリストになってよかった!」と思えているんです。

本記事では物が捨てられない元汚部屋の私がミニマリストになったきっかけや、ミニマリストになって手に入れた暮らしと考え方についてお話ししていきます。

「ミニマリストの暮らしや考え方が気になる!」という方はぜひ参考にしていってくださいね!

Contents

元汚部屋女性が手に入れたミニマルな暮らしと考え方

そもそもミニマリスト(minimalist)とは…

「最小限の」というminimalから派生した造語で、「必要最小限の物で暮らす人」のこと。

「ミニマリスト」という言葉は2010年前後から海外で使われはじめたようですが、「*本来無一物」という禅の言葉があるように「執着を手放し、必要最小限の物で暮らす」という考え方は昔からあったんだと思います。
*本来無一物…仏語。事物はすべて本来空 (くう) であるから、執着すべきものは何一つないということ。禅宗でいう。

そんな「ミニマリスト(minimalist)」の対義語は「マキシマリスト(maximalist)」。

お察しの通り、私は数年前までものが捨てられないマキシマリストでした。

まずはそんな私がミニマリストになった経緯をお話ししていきます。

元汚部屋の私がミニマリストになった経緯

私は2段階に分けてミニマリストになったのですが、まず初めに物を捨てるきっかけとなったのは “結婚と引っ越し” です。

ミニマリストの旦那さんと結婚し、収納が少ない1LDKに引っ越すにあたって断捨離せざるを得ない状況になったのです。

引っ越し前に1週間くらいでゴミ袋10袋以上の物を断捨離しました。

それが1段階目、「小さい収納で収まるようになった」です。

物をたくさん捨てて、昔に比べて物が少なくなったことに満足してしまいました。これが結婚から約2年間。

「もっと洗練された暮らし、自分でありたい」と思いミニマリストになってみようと決意します。これが2段階目です。

十分ものが減ったと思っていたところから、さらに物を減らしました。

闇雲に、ではなく「洗練されていないな」と薄々感じていたコスメ・服・暮らしと向き合って、理想の自分に近づくために「自分の必要最低限」を追い求めたんです。

今ではかなり身の回りの物を厳選できるようになりましたが、継続的に持ち物の見直しを行なってアップデートし続けたいと思っています。

ミニマリストになって手に入れた7つのこと

そんな元マキシマリストの私がミニマリストになって手に入れたものは7つ。

  • スッキリ快適な暮らし
  • スッキリとした体型
  • 家計の安定
  • いつでも自信が持てるワードローブ
  • 統一感のあるコスメ・メイク
  • 暮らしが豊かになった趣味
  • 穏やかな考え方

ミニマリストになるメリットと言い換えてもいいかもしれません。

それではひとつずつ解説していきますね。

スッキリ快適な暮らし

こんなにスッキリとした部屋で暮らすようになるなんて、昔の私は想像もしていませんでした。

床に物が散らばっていたり、収納から物がはみ出していたり、ずっと着ていない服がクローゼットに眠っていたり、明らかに使いきれない数のコスメがポーチにギチギチに入っていたり、お客さんが来る直前に急いで物をクローゼットに詰め込んだり…

こんな数年前の私の “当たり前” がいかに自分のストレスになっていたか、ミニマリストになった今ようやく気づくことができました。

物が少ないだけでここまで日々のストレスが軽減する」と気づいたのは、実際に大変な思いをしてでも物と向き合って捨てるという行為を自分の手で行ったからだなと実感しています。

スッキリとした体型

ミニマリストを決意するまでは、「イケてない食事」「イケてない体型」でした。

毎食好き放題食べて、万年ダイエッター。

旦那さんも食べることが好きなので、お互い止めることはなく夫婦して中肉中背の域から出ることはなく…

私がミニマリストを目指すのと同時に、2人で食生活も洗練させていこうと決意しました。

食生活を整えたらずっと52~55キロあたりをうろちょろしていた私が、今では48~49キロで定着するようになったんです。

体重が減ると顔つきも変わり、今まで着ていた服もなんだか前よりオシャレに見えてくる。

太ってていいことって今思えば本当になかったな〜と、怠惰だったあの頃の自分を振り返って反省しています。

いつでも自信が持てるワードローブ

私はずっと「オシャレになりたい」と思い続けてきました。物心ついた時からこの意識があったように思います。

それは逆を返せば「私はなんでオシャレになれへんねやろ…」という悩みを抱え続けていたということ。

「ミニマリストになる」と決意してから服も必要最低限に絞り込み、今では「自分のスタイル」に自信を持てるようになってきました。

中途半端に多い服、中途半端に流行を取り入れる、中途半端にお金をかけた結果、ずっとオシャレに対して劣等感を抱き続けていたんだなとようやく気がつきました。

統一感のあるコスメ・メイク

美容系YouTuberに憧れて、コスメをたくさん買い集めていました。

使いきれないほどのアイシャドウ、リップ…肌にあまりあっていないベースメイクアイテム…

「あの人が使ってて良さそうだったから!」「合わないけどお金がもったいないから…」とパンパンになっていくメイクポーチ

「ミニマリストになるぞ!」と決意してから最初に見直したのはコスメ類でした。

パッケージもバラバラ、お手入れが行き届いていない汚れたコスメ、理想の自分から遠ざかっているコスメたちをほぼ全部手放し、パッケージの統一感や自分にあったブランド選びを意識して今ではメイクポーチを開くたびにウキウキしています。

暮らしが豊かになった趣味

ミニマリストになるまではこれといった趣味がなく、なんとなくスマホをいじる時間がほとんどでした。

物が多い、片づけられないストレスで、頭と心に余裕がなかったんだと思います。

今では副業と思って始めたこのブログも好きな時間へと変わり、苦手だった読書も好きになり…

1日が24時間じゃ足りないくらい充実した毎日を送れるようになりました。

そして自分に自信を持てなかった私が、自分をちょっとだけ好きになれたんです。

穏やかな考え方

以前は「自分が正しい」と思い込んで文句ばっかり言ったり、反対意見を受け入れない尖った考え方をしていました。

その “硬さ” ゆえにポキっと折れることがあると、めちゃくちゃ落ち込んだり、めちゃくちゃイライラしたり…

そんな考えが、ミニマリストになろうと思ってから初めて読んだ『[禅的]持たない生き方 』でガラッと変わったように思います。

私が正しいと思っていることも、相手からしたら間違っていることかもしれない。

その “柔らかさ” で自分も相手も尊重できるようになり、少しずつですが感情の起伏が穏やかになりました。

自分を律するために、理想の自分に近づくための「自分の正しさ」は今でも持っていますが「それだけが正しいわけではない」、今は誰かと戦うことを少しずつ手放している最中です。

ミニマリストになるコツやおすすめの方法

「ミニマリスト興味あるかも」「こういう暮らしもありかも」と思ってくださったあなたに、私なりのミニマリストになるコツやおすすめの具体的な方法などを最後に紹介していきます。

その前に…あなたはどんな人がミニマリストになれると思いますか?

よく「ミニマリストに向いてる人・向いてない人」と解説されることがありますが、私は「ミニマリストになりたいか・なりたくないか」の違いだと感じています。

誰でもなろうと思えばなれるけど、なりたくないからなっていない。

大切なのは「なんでなりたくないと思っているのか」を考えること。

私の場合はめんどくさいから物と、自分の向き合うのを後回しにしていただけでした。

きっとこの記事に辿り着いてくださった方は、自分と、物と向き合おうとしている最中なのではないでしょうか。

その気持ちがあれば大丈夫。

過去の私のようにものが多い人は、元々ものが少ない人に比べてミニマリストへの道のりは大変です。

でも頑張った先に必ず理想の暮らしや自分が待っています。

それでは「元汚部屋の私が実践した断捨離の方法」「物を捨てる時の基準」「具体的にどんな物を捨てたのか」を説明していきますね。

私なりの断捨離を成功させる4つのコツ

元汚部屋の私が断捨離を成功させた4つのコツはこちら

  • 期間を決める
  • 誰かに手伝ってもらう
  • 「使っている・使っていない」で分ける
  • 思い出には浸らない

逆を言うと「長期間ダラダラ」「1人で黙々と」「使える・使えないで考える」「思い出に浸る」は成功率を下げてしまうということです。

まずは勇気を出して「期間を決める」ことから始めてみてください。

物を捨てる時の基準4つ

この4つの基準でどんどん物を捨てていきます。

「お金がいくらかかった」とか「思い出が詰まっている」とかは関係ありません。

当然「もったいない…」と思いながらほとんどの物を捨てることになるわけですが、その罪悪感を今後の戒めにするんです。

詳しい物を捨てる基準についてはこの記事で。

捨てても問題なかったもの

具体例として、私が実際に「必要だと思っていたけど実は捨てても問題なかった」物たちを紹介していきます。

ぜひ参考にしながら、ご自身のお部屋を見渡してみてください。

衣類
  • 思い出が詰まってるけど着ていない服
  • 多すぎるトレーニングウェア
  • 安さで飛びついた服
  • 同じ服
  • サイズの合わなくなったスーツ
  • 傷んだ靴
美容アイテム
  • 使いきれないほどたくさんのコスメ
  • いろんな種類の美容液
  • 高いアウトバストリートメント
家具・家電
  • テレビ
  • テレビ台
  • ラグマット
  • PCデスク
  • 座椅子
  • カラーボックス
  • 衣装ケース
  • シーリングライト
  • 3つ折りマットレス
  • iPadPro
生活用品
  • 水切りカゴ
  • 生ごみホルダー
  • 柔軟剤
  • オシャレ着洗い用洗剤
  • キッチンマット
  • トイレマット
  • キッチンペーパー
  • お気に入りじゃない食器類
  • 使用頻度の低い調味料

捨てた経緯など…詳しくはこちらの記事で。

まとめ

以上が「ミニマリストについての解説」と「ミニマリストとしての生き方」の紹介でした。

「みんなもミニマリストになろう!」なんて言う気はありません。

ただ「こんな生き方も良いかも」と、選択肢を広げるお手伝いができると嬉しいなと思っています。

ayako

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

それでは他の記事でまたお会いしましょう!またね!

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