「ミニマリストやめた!」|その理由と、やめる前に考えておきたい4つのこと

ayako

みなさまこんにちは、ゆるミニマリストのayako(@ayako_lifestyle)です!

【ミニマリスト】と検索すると関連して出てくる【やめた】というワード。

きっとみなさまミニマリストに対して、

  • 途中でやめる人はいるのか
  • どんな理由でやめちゃうのか
  • ミニマリストに終わりはあるのか などなど…

色んな疑問や不安をお持ちなのではないでしょうか。

大前提、私は現段階でミニマリストをやめようと思ったことはありません。

ですが不安や疑問がある方へ向けて、「ミニマリストをやめる理由」と「やめる前に考えておきたいこと」を私なりにまとめてみました。

この記事に辿り着いてくださった方の、ミニマリストに対する誤解や不安が少しでも解消することを願っています。

ミニマリストの末路について興味がある方はこちらの記事へ。

Contents

「ミニマリストをやめたい」と思う理由は?

あなたはすでにミニマリストさんで「ミニマリストしんどいしやめたいな〜」と思っていますか?

それとも「ミニマリストに興味はあるけど続くか心配だな〜」と不安に思っていますか?

「ほら、やっぱりミニマリストなんてなるもんじゃない!」という証拠を探しにきてくださいましたか?

なんで「ミニマリストをやめた」という方がいるのか、どんなポイントでやめたくなるのか…

主に言われている理由は下記の5つ。

  • 生活が不便になった
  • 楽しみがなくなった
  • 人間関係が悪くなった
  • 理想の自分ではなかった
  • 名乗るのをやめただけ

それではひとつずつ詳しく見ていきましょう。

生活が不便になった

1つ目の理由は物を捨てすぎて「 生活が不便になってストレスを感じるようになった 」というもの。

私はこれに対して2つ原因があると考えています。

1|「自分の最小限」ではなく「ミニマリストの最小限」で物を捨てた

「ミニマリストならこれは持たないだろう」という基準で生活すると、当然自分には合わないので苦しくなります。

大切なのは「自分にとっての必要最低限はなんだろう?」と自分に向き合うこと。

みんな仕事や生活環境、家の大きさが違うんだから、必要な持ち物が違うのは当たり前!

人と比べて自分を合わせたり落ち込んだり、人に自分を強要しないように気をつけるとしんどさ激減です。

2|便利な暮らしに慣れすぎて工夫することがめんどくさい

世の中に溢れている便利グッズ、時短グッズ…おかげでかなり暮らしがラクになったと思います。

ですが「ラク=絶対正義」と思い込むのは危険です。

逆を言うと少ないもので工夫することが絶対に不便というわけでもないのです。

物を捨てすぎて不便になった」と全部を否定する前に、何がどうしても譲れないポイントで、どこまでの不便なら楽しめるのかを見極めることが大切だと思います。

「ミニマリストはやっぱり不便だ」とただ切り捨てるのではなく、何が自分には合っていなくて、どこまでなら心地良いと感じるのか、をしっかりと考えること。

ayako

そうでないと自分も、見ている周りもしんどくなっちゃいます。

楽しみがなくなった

娯楽アイテムや趣味の物をすべて捨てて「人生が楽しくなくなった」という理由。

これも1つ前と同様、「自分」よりも「ミニマリスト」という基準で考えているのが原因かもしれません。

「自分の好き」は大切にする

でもその中でちゃんと要るものと要らないものを判断する

たまにその判断を誤って必要なものまで捨ててしまうこともありますが、その時は買い戻せば問題ありません。

ayako

むしろ「やっぱりこれは必要なものなのか!」と再認識することができますよ!

人間関係が悪くなった

3つ目は 家族や恋人、友人に断捨離やミニマリズムを強要して、人間関係が悪くなってしまう という理由。

大前提、みなさま周りの人を不幸にしようとしているわけではないはず。相手のためを思ってのことですよね。

でもそれがどうも空回りして関係が悪くなってしまうなんて、とってももったいないと思うんです。

私もミニマリストなので、人に「断捨離っていいで〜」「ミニマリストっていいで〜」と勧めたくなる気持ちはめちゃくちゃわかります

ですがもう一方で、人に勧められたことってなぜか反抗したくなってしまうという天邪鬼な一面も持ち合わせているので、私はあまり人に直接はお勧めしないように気をつけています。

「もう嫌だ!」とミニマリストをやめてしまう前に、相手を否定しないように気をつけてみてください

自分は自分、相手は相手という意識さえ持てていれば、ミニマリストをやめようがやめまいがどちらでもいいんです。

理想の自分ではなかった

4つ目は ミニマリストになった自分が “理想の自分像” ではなかった という理由。

これは仕方ありませんね。

でも行動に移した後で「やっぱり違う」と気付ける経験って、とても大切だと思うんです。

参考までに…

私の場合は「洗練された女性になりたい」という理想が先でした。

そこを目指す中でミニマリズムを取り入れたらより理想の自分に近づけるかも、とミニマリストになりました。

結果的に、理想の自分像へと牛歩で向かっているような感じがしています。

ミニマリストなんてならなきゃよかった」と思ってやめてしまうよりも、「いい経験ができた!」と前向きに捉えられると今後により活かせそうですね。

名乗るのをやめただけ

最後は「ミニマリスト」はやめずに 名乗るのをやめただけ 、というパターン。

徐々に広まってきつつあるミニマリストという生き方。

ですが誹謗中傷の的になることがあったり、「ミニマリストはこうあるべき」という固定概念に嫌気がさしてしまう方も多いのが現状のようです。

ayako

「ミニマリストなのにこれは捨てられないのか」みたいな話ってよく聞きますよね。

そんな心ない言葉に傷ついたり、争って消耗してしまったり…

そんなの誰も幸せになれないので、全然名前なんて捨てちゃって大丈夫。

誰に発信するわけでもなく、黙々と自分の暮らしと向き合うのもとってもクールです。

ちょこっと裏話をすると…

私は現段階で「ミニマリスト」と名乗るメリットを感じているので、SNSでもミニマリストの発信をしています。

やはり増えてきているとはいえ「ミニマリスト」という存在はまだまだ少数派なので、ミニマリズムの発信はツイッターでもよく見てもらえるんです。

そんな裏話もありつつ、「ミニマリストっていう選択肢もありだな〜」とたくさんの人に感じてもらえるような活動をしていきたいという野望も持っております。

「ミニマリストになる・ならない」も、「ミニマリストと名乗る・名乗らない」も、人それぞれでいいんです。

ミニマリストをやめる前に考えたいこと

すでにミニマリストの方も、これからミニマリストになろうと思っていた方も…

「ミニマリストやーめた!」となる前に考えておきたいことは下記4つ。

  • ミニマリストは「目的」or「手段」
  • どの段階でつまずいたのか
  • 自分の “好き” は何なのか
  • どんな自分になりたいのか

ひとつずつ紹介をして、この記事を終えたいと思います。

ミニマリストは「目的」or「手段」

ミニマリストが「目的」だった場合、当然ミニマリストがゴールになっていますよね。

なのでミニマリストになった途端、その先が見えなくなって不安になってしまいます。

ミニマリストが「目的」だった方は、ゴールをもっと先に設定して「手段」へと変わった場合、やめなくても良いんじゃないかな〜と私は思います。

反対に「手段」であった場合。

先を見据えてのミニマリストという選択だったと思うので、「この手段は違うな」と感じたならばミニマリストを一旦やめて、次の手段を考えてみてもいいかもしれませんね。

どの段階でつまずいたのか

ミニマリストになってから、理想の自分像ではないと気がついたのか?

それともミニマリストになろうと思っていたけど断捨離がうまくいかなかったのか?

「ミニマリストをやめたい」と感じる段階は十人十色、人それぞれだと思います。

やめてしまう前に「自分はどこでつまずいたのか」、これをしっかりと認識することで次にも繋がりますし「やっぱりやめない」という選択をすることもできるのではないでしょうか。

断捨離がうまくいかなくて挫折しそう…という方はこちらの記事を参考にしてみてくださいね。

自分の “好き” は何なのか

ミニマリストになりたくて何もかも捨てたけど、やっぱりフィギュアだけは集めたい!

ミニマリストになってみたけど、大好きな文房具だけはやっぱり集めたい!

仕事柄、カメラのレンズはたくさん持っておかないといけない! など…

「だったらミニマリストやめるか…」「だったらミニマリストになれないか…」なんてこともあると思います。

でもそれが「自分の必要最低限」ならミニマリストと名乗っていいと、私は思っています。

ちなみに…_

現に私も持ち物の数で言うと「ほんまにミニマリスト?」と疑われちゃうかもしれません。

でも今の私にとっては「必要最低限」なんです。

そしてこの「必要最低限」をどんどん洗練させていく過程を楽しんでいます

どんな自分になりたいのか

「ミニマリストをやめるか・やめないか」とか、「ミニマリストに向いているか・向いていないか」とかを考えるよりもまずは、どんな自分になりたいのかを考えることが1番大切だと私は思っています。

どんな自分でいたいから「ミニマリスト」という選択をしたのか、しようとしているのか

これがはっきりしていないままミニマリストをやめる選択をしたとしても、次のステップに進むのが難しくなってしまいます

つまり “理想の自分” さえあれば「ミニマリストという手段は合わなかったけど、このやり方なら自分には合うかも?」と次のやり方を見つけやすくなると思うんです。

「ミニマリストやめる宣言」を出してしまう前に、一度立ち止まって理想の自分像を考え直してみるのはいかがでしょうか。

まとめ

以上が「ミニマリストやめたくなる理由」と「やめる前に考えておきたいこと」のお話でした。

「ミニマリストをやめる・やめない」は、どちらが正しいとか間違いとかではありません

ただその理由の中にはミニマリズムが原因なのではなく、自分自身に問題がある場合もあるのです。

「どこか自分に改善できるところはないか」を考えることで、ミニマリストの経験がこれからの人生の役に立つものになると信じています。

ぜひミニマリストである以前に、自分自身と向き合う時間を作ってみてください。

ayako

最後までご覧いただき、ありがとうございます。

それでは他の記事でまたお会いしましょう!またね!

Contents